保険会社からの休車損提示額5万円から交渉の結果13万円に増額したケース

1事故概要

被害者である会社の営業車が、側方から来た車に衝突され、修理が必要になりました。

2保険会社提示額

保険会社からは、休車損について、金5万円の賠償額の提示を受けました。

3休車損

交通事故によって自動車が故障してしまったときには、自動車の修理・買い替えをすることになります。しかし、修理・買い替え期間中は自動車が使用できなくなってしまいます。自動車の使用の必要性が認められれば、代車を利用して、代車を使用するためにかかったお金は、物損事故の損害として損害賠償請求をすることになります。 しかし、緑ナンバーの営業車の場合には、運送業の許認可を受ける必要があるため、代車を利用することができません。 そこで、営業車が稼働できなかったことで失われてしまった営業利益分を、物損事故の損害として請求することが、休車損害の請求です。休車損は、売上から経費を控除することで算出します。

4交渉の経緯

保険会社からの提示額の内容を検討し、保険会社に対して、固定経費部分は売上から控除されないことを指摘しました。

5交渉の結果

当事務所での交渉の結果、休車損を金13万円に増額し、修理費も含め金47万円の支払を受けました。

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